クリーニング Dunhill BLACK BRIAR 6 90 ② ポーカーシェイプ

今回はDunhill BLACK BRIAR 6 90 ② ポーカーシェイプのクリーニングです。
ロゴをこちらで確認すると1975年のパイプということでしょうか。深追いしていないので定かではありません。
それほど汚れていないのでボウルはアルコール塩漬けしてリーミングしました。
モールと綿棒を使って汚れを取りました。
ステムは噛み跡を#400のペーパーで削り、#1000~#2000の耐水ペーパーで磨いたあと、荒目、細目、極細目のコンパウンド3段階で磨きました。
ボウル表面はカルナバワックスで磨きました。
この面の木目がいいですね。



パイプ(煙草) ブログランキングへ

McClelland Old Dog を吸ってみました

相変わらず煙草の味の感じ方はイマイチなのですが、最近吸ってい銘柄を紹介してみます。
ヴァージニア/ペリクのブレンドが好きなのですが、なかなか旨味が感じられないので、味が濃く、なおかつ甘そうな煙草ならよいかなと。ストックしてあったMcClellandのOld Dogを空けてみました。
日本国内でも流通しているマクレーランドの缶ですね。イングリッシュブレンドはあまり吸った経験がありませんが、オリエント葉の独特な香りは少し苦手です。ラタキアは965やフロッグモートンを美味しいと感じられたので、嫌いではないのだと思います。大好きではないですが。夏場はラタキアが美味しいというようなことがどこかに書いてあったような気がします。舌や体調の問題で煙草の味が感じにくい時は965やフロッグモートンなど吸いやすいラタキアなどがいいかもしれません。そう言えばこの間吸い終えたダンヒル ナイトキャップも結構おいしく吸えました。
Old Dogは缶を開けるとこんな感じです。tobaccoreviews.comによると葉組はブラックキャベンディッシュ、ラタキア、オリエンタル/トルコ葉、ヴァージニアとなっています。この表記の順序は配合の量が多い順だったりするのでしょうか。カットはリボンと書いてありますが、ブラックキャベンディッシュでしょうか、結構ラフで大きな葉があります。かなり湿っていて着火に苦労するのでパイプに詰める前に少し置いて乾かしてから詰めるています。香りはラタキアのものと、それとは別の燻製したような渋い香りがあります。非着香と書いてありますっが、ブラックキャベンディッシュにこの燻製臭をつけているのではないかなとおもいますが、詳しく嗅ぎ分けられるほど経験もありませんので不明です。
先日修理したスタンウェルのフレイムグレインのパイプYoutube動画で見て習ったフランクメソッドで詰めて吸ってみました。ボクの周りにはパイプスモーカーが居ないので、詰め方も吸い方も全てネットの情報しかありません。ベテランスモーカーさんが近くにいらっしゃれば教えてもらいたいところなのですが、田舎なのでなんとも。
湿っている状態だと着火に苦労しますが、少し乾燥させると火付も火持ちも良いと思います。はじめのうちは渋い味と、例の燻製臭に由来するものか、なんというかほうじ茶の葉っぱを噛んだような独特な味がします。「leathery」ってこのことでしょうか。途中から甘みと旨味が出できて、渋みと独特の味と混ざり合います。濃い烏龍茶に少し砂糖を入れて飲んだらこんな味かもしれません。他では味わえないものですね。ボクが苦手なオリエントの香りも強くないので吸いやすいです。
アシュトンブランドのリバイバルらしいので人気のあるブレンドなのかもしれません。やみつきになるというほどではありませんが、甘みと旨味があり味も濃い目なので、ヴァージニアの味が感じにくい時などにはいいかもしれません。湿気が多いのと食べ物にはない複雑な香りと味なので初心者向きとは思いませんが。

こんな感じで煙草の味は少しずつ感じられるようになってきました。諦めずに吸い続けていてよかったです。ただ、おいしく感じている時に強くすってしまうせいか舌が荒れてしまうことが度々です。そんな時に最近使っているのがトラフル軟膏です。
寝る前に舌に塗ると痛みが和らぎます。ただ、これを塗った状態でパイプを吸うのはあまり良くないです。消炎鎮痛剤なので感覚が麻痺するのでしょう。そもそも舌が荒れている状態ですから煙草は控えなければダメですね。


パイプ(煙草) ブログランキングへ

クリーニング stanwell De Luxe 08 アーミープッシュ

今回はstanwell De Luxe 08 アーミープッシュタイプのレストアです。
ロゴがほとんど読めない状態でしたが、クリーニングすると読めるようになりました。
シャンクの下側に刻印されています。読みにくいですがこちらで見比べてデラックスと判断しました。
08の番号はシャンク右サイドにあります。Sに王冠のロゴはマウント部にうっすら残っていたのですが読めません。このマウントはステムと同じエボナイトのようで、変色していたので磨きました。ロゴ部はマスキングテープで隠しておいたのですがロゴを復元することはできませんでした。

このパイプはステムに大きな欠損があり、その修復が今回の目的です。
ステムの欠けは前歯が当たる部分の右側とその側のサイド部分です。今回は黒瞬着で盛ってみます。先にオキシクリーンに漬けて欠損部をキレイにしてから補修すべきでしたが、どうせ後で磨くのだからと後回しにしてしまったのですが、これが後の失敗の一因になります。ボウルの方は内外ともに汚れているのでまずは塩アルコールに漬けました。
盛った部分をヤスリとペーパーで慣らし、磨いた後オキシクリーンに漬けたのですが、サイドの盛った部分がポロッと取れてしまいました。歯の当たる部分の埋めもモールを入れたらはずれてしまいました。欠損部の表面を整えて外れにくいようにしてから埋めるべきでしたが、時間がかかるので今回はもう一度黒瞬着を盛ってとりあえず吸える状態にして終えることにしました。黒瞬着は磨くと着色部が抜けてしまって透明の箇所が出てムラになってしまうことがわかりました。紫外線硬化樹脂などを使ったほうがキレイに仕上がりそうです。機会があれば挑戦します。
ボウルの方は底に硬いカーボンが残ってしまい削りきれませんでした。更に内部に一部焦げたところがあるようで、削っていくと痛めてしまいそうでした。匂いなどはほとんどないのでこれで諦めました。
表面は汚れを落としてペーパーで磨き、着色はせずにワックスだけかけて仕上げました。
ボウルトップは焦げがあったので少し慣らしましたが、まだ焦げが残ってます。
木目が美しいです。デラックスというだけのことはあります。
ステム補修には課題が残りましたが、なんとか吸える状態ではあるので満足です。


パイプ(煙草) ブログランキングへ

クリーニング stanwell flame grain 38

今回はクリーニングというよりは修理です。素人なりにですが。
パイプは中古で入手したSTANWELLのFlame Grain SELECTED BRIAR 38 REGO NO.969-48 です。このREGO NO.969-48と言うのが何なのか分からなかったので検索してみましたが、会社登録番号 というものらしいです。それで、この番号で検索してみましたらロゴのページが見つかりました。「The "Regd. No." stamping discontinued in late 1960s to very early 1970s」と書いてあるのでひょっとしたら歴史のあるパイプなのかもしれません。Flame Grainは現行商品にもあるようです。しかし、このパイプには問題がありました。
シャンクの端が欠けてしまっています。購入時からこういう状態でした。キツいステムだとボウルが温かいうちや湿度が高い時、あるいはステムに無理に力をかけた時にやってしまう欠けですね。ボクもカナディアンシェイプの他のパイプでやったことがあります。補修前でもステムは入って抜けない状態ですが、心もとないですし見た目も良くありません。欠片も残っていないので欠損部を埋めなければなりません。今回はこの補修に挑戦です。

ダボの太さに合わせてひっつき虫を入れて、後から掻き出しやすいようにモールを一本仕込んでおきました。2本ぐらい入れておいても良かったかもしれません。タイトボンドⅢとブライヤーの削りかすをこねて大まかに盛りました。タイトボンドⅢは乾燥時間が割と早いのでちょっと焦ってしまいました。もう少し慎重にやっても良かったかもしれません。10分以内に接着してくださいとタイトボンドのボトルに書いてあります。
乾燥前と乾燥後です。ヒケがありますが、これならなんとかなるかなと言うところ。
固まったら小さい金ヤスリで形を整え、#400~#2000までペーパーを掛けて仕上げました。
元通りとはいきませんが、ステムもしっかりハマりますし見た目もそれほど悪くありません。なんとか納得できるかたちになりました。
ステムは若干変色していましたのでオキシクリーンに、ボウル内はそれほどカーボンもなく匂いもありませんが、塩アルコールに漬けました。
ボウル表面はほとんど汚れがなく、トップのヤニ汚れをアルコールとメラミンスポンジで落としました。カルナバワックスをかけて仕上げました。
ミリ単位でズレがありますね。
ボンドと削りかすがしっかり混ざっていなかったせいか、ムラがありますね。
木目が大変美しいです。眺めているだけで楽しくなってきてしまいます。
今回の補修はボクにとってチャレンジングなものでした。概ね期待通りに仕上がったので満足しています。
プロにお願いするとどういう補修をしてもらえるのでしょう。木目を合わせたブライヤを切り出して接合するのでしょうか。そういう補修も機会があればチャレンジしてみたいです。


パイプ(煙草) ブログランキングへ

映画『トゥルー・グリッド』を見ていたらパイプが登場しました

コーエン兄弟の2010年の映画『トゥルー・グリット』を見ていたらマット・デイモン扮するラ・ビーフがパイプをふかしていました。

この予告編でも着火するシーンがちらっと見えます。
タブレットで見たので定かではないですが、メシャムのパイプだと思います。ラ・ビーフは洒落者だったのでしょうか、パイプを大事そうに扱う場面もあります。こういうパイプの登場の仕方はいいですね。最近見た映画か海外のドラマでデスクに座った上司がパイプを掃除しているシーンがありました。こういうのもいいです。


映画評論家の町山智浩さんがWOWOW映画塾で解説をしていました。
ボクはラ・ビーフも「トゥルー・グリッド」をもつ男だと思いますね。はじめは胡散臭いやつかと思ったんですが、イイとこもってっちゃう役でしたね。
マット・デイモンはバカっぽい顔だと日本ではたまに言われてますが、最近の彼の映画を見ていると自覚してるんだろうなという気がしてきます。ホントは超インテリなんですけどね。ボクが勝手になんとなく似た雰囲気を感じてしまうマーク・ウォルバーグの方は相当なワルだったようですが、まあ関係ないですね。

ジェフ・ブリッジス演じるコグバーンは手巻きタバコを吸っていて、主人公の少女マティが酔ってベロンベロンのコグバーンの代わりにタバコを巻いてあげるというシーンもありました。意味を持たせるキーアイテムとしてタバコが出てくる映画は好きです。
ライムスター宇多丸さんもシネマハスラーで扱っていたんですね。聞いていたはずですが忘れていました。
タブレットで見たのは失敗でした。大画面で観るべきでしたね。
『トゥルー・グリッド』は解説など色々見てから観るのがオススメです。



パイプ(煙草) ブログランキングへ

買い出しに行ってきました

隣町までドライブがてら買い出しに行ってきました。
途中の道の駅に自衛隊さんのゴツい車両が停まって休憩してました。
近くで見ると圧倒されますね。暑い中お疲れさまです。
さて、今回の買い物は穴あき済みのパイプキット1本とマクレーランドの新規取り扱い品です。
たまたま見つけたGLピースの煙草も買ってみました。確か取り扱いがなくなるような気がしたので。あとは着香煙草のパウチとモール、IMCOのライターは外でシガレットを吸うのに使おうかと思い購入してみました。
次はどんなパイプを作りましょうか。考えるだけで楽しいですね。


パイプ(煙草) ブログランキングへ

ハンドメイド 4号

今回はブロウフィッシュに挑戦します。
ブロックの形がブロウフィッシュにちょうど良さそうだったので。
面と曲面を合わせようとすると、ボクの技術ではまだうまくできませんね。全体のバランスが悪くなってしまいました。
ボウル前面左側に大きなヒビがでてしまい、かなり深いので消すのは諦めました。その他2箇所ほどフローがありましたが、出来るだけ小さくして埋めないことにしました。
木目も結構出せました。ちょっと掴めてきたかもしれません。

パイプ(煙草) ブログランキングへ